ウスギモクセイ　花

　都城市の早水公園で観察したウスギモクセイの青紫色の果実が綺麗でしたので、花の時期を待って撮影しました。

　花は秋、白黄色の両性花または雌花を葉えきに散形状に束生します。
　最初の写真（10.13）は、少し遅れたのでしょうか、薄黄色というより薄茶色で、既に花が散った後の花序もありました。

　もう少し早い時期に撮影すればよかったと悔やんでいたところ、何と翌週、念のため見に行ったら、再び開花し、満開でした。
　ウスギモクセイの木は一本しかないので、まるで狐につまれたような感じです。

　専門家に尋ねてみたいと思います。

　花は綺麗ですが、キンモクセイほどの強い香りではありません。
　核果は、翌春に熟します。

　中国原産で、主として西日本の庭園に栽植される常緑小高木です。
　幹は、直立し、高さ4ｍ位、多く分枝します。
　葉は、長さ8～13cm、幅2.5～5cm。
　和名の淡黄木犀(うすぎもくせい)は、花色によるそうです。

　その後、ウスギモクセイは、日南市の願成就寺に樹齢300年以上の大木があると聞き、訪れて撮影しました（４段～６段目の５枚の写真）。