平年ですと、液果の黒熟化が始まり、奇数羽状複葉で対生する美しい葉もまだ緑色をしている時期ですが、早くもキハダの黄葉が始まっているのを見かけました。
黄葉の本格化はこれからと思いますが、すでに落葉し始めた枝もあります。
記録のため、撮影しました。
なお、花、液果については、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
【キハダ(原色牧野植物大図鑑から)】
日本各地の山地に性え,朝鮮半島,中国北部,ウスリー,アムールに分布する落葉高木。
高さ25mになる。
樹皮は淡黄褐色で厚いコルク質,縦溝がある。
葉は長さ20~40cm,小葉は5~13枚。
花は夏,雌雄異株。
液果は径1cm。
和名の黄肌(きはだ)は、幹の内皮が黄色いからいう。
漢名蘗木,黄蘗。
内皮は苦味があり、胃腸薬とする。
器具材としてすぐれている。
キハダ 黄葉 ミカン科 キハダ属 別名 ヒロハノキハダ
DSCN2448c キハダ 15.10.14 早水公園
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