タイワンツバキ  ツバキ科 タイワンツバキ属

 サザンカ、ツバキ以外には、殆ど花の見られないこの時期に、かなり目立つ大型の白い花です。

 花を見る限りでは、ツバキ科と思われましたが、葉はツバキサザンカチャノキなどとは、全然様子が違います。

 造園関係の友人に尋ねて、はじめてタイワンツバキと分かりました。

 台湾、中国南部、ベトナム原産の高木だそうです。

 葉は、長楕円形で10-15p、鈍頭で上半部に低い鋸歯があり、質は厚いという説明はぴったりでした。

 日本に入ったのは大正時代といいますので、かなり古く、西日本では庭木に適するといわれているそうです。
 
 昨年は、阿波岐原森林公園のパークウェイでも見かけ、撮影しましたが、名前が分からずにいました(3段目右側の写真)。 


 2010年の春、散策中に偶然、タイワンツバキのはじけた果実を見つけました。
 果実としては、すでに時期を過ぎていましたが、記録のため、写真を追加しました(4〜5段目の3枚の写真)。
 来季に、観察したいと思います。

DSCN1735-1タイワンツバキ果実 10.04.26生目の杜運動公園

DSCN1740-1タイワンツバキ果実 10.04.26生目の杜運動公園

DSCN1742-1タイワンツバキ果実 10.04.26生目の杜運動公園

L02532 タイワンツバキ 04.12.19 西都市大口川交差点 

トップページに戻る
11〜12月の花目次に戻る

L02528  タイワンツバキ 04.12.19 西都市大口川交差点 

4725 タイワンツバキ 03.12.18阿波岐原森林公園パークウェイ

L02531  タイワンツバキ 04.12.19 西都市大口川交差点