ブラジル、パラグアイ原産の大型つる性低木で、名前のとおり、火炎のような派手な花を咲かせます。
葉は、2〜3個の小葉からなり、先端の1個は巻きひげになります。
12月〜翌年3月頃、長く垂れ下がった蔓に、鮮やかな橙色の花を咲かせ、花冠は5裂して反り返ります。
花は、咲き終わると、写真のように、形のままメシベにぶら下がっていて、滑り落ちるので複雑な形を見せます。
つるは壁や崖をつたい、10m以上にもなるそうです。
沖縄では、門や塀の装飾としてよく植えられているそうですが、宮崎では露地ではまだ見たことがありません。
鮮やかな黄色い花を咲かせるコガネノウゼン(イッペー)や、火炎のような花をつけるカエンボクと同じ仲間といいますが、属が違うようです。
なお、カエンカズラの花のアップ写真を追加しました(3〜4段目の3枚の写真)。
カエンカズラ ノウゼンカズラ科 ピロステギア属
R0010229-1カエンカズラ 10.04.04県農試亜熱帯作物支場
R0010228-1カエンカズラ 10.04.04県農試亜熱帯作物支場
R0010230-1カエンカズラ 10.04.04県農試亜熱帯作物支場
N109072 カエンカズラ 07.1.27 県農試亜熱帯作物支場
P1030717-1 カエンカズラ 08.4.26 県農試亜熱帯作物支場