ユッカラン(Yucca蘭)は、刀のように細長く、鋭利な葉が多数集合する耐寒性常緑低木です。

 最近、県内でも非常に多く見かけますが、外来植物のユッカラン(標準和名:アツバキミガヨラン)が大繁殖し、在来植物への影響が問題になっているそうです。

 ユッカランの花茎は、針山のような葉の中心から、天に向かって伸びていき、ほぼ1ヶ月かかって、蕾が少しずつ現れます。
 次々と数え切れないほどの蕾がほころび、純白の花を咲かせ、その姿は圧巻です。

 10年に一度しか咲かない、珍しいユッカランの花ということで、撮影しましたが、実際は、同じ株の花が、春秋、二度咲くそうです。



 北アメリカの海岸地方の原産、高さ2〜3mの常緑低木。
 明治の中期に渡来し,洋風庭園,花壇など造園用に栽培される。
 葉は、地際から根生、長さ80cm,幅7〜8cm,厚肉で,葉面は手触りが荒く、先に鋭いとげがある。
 花は、夏から秋,長さ1〜2mの長大な花茎に円錐花序をなし、卵状の白色花を夜間開き,芳香がある。

100043 ふくらんだユッカランの蕾 
07.03.10 みやざき臨海公園

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2180001ユッカラン花茎 07.02.18みやざき臨海公園 

ユッカランそのA  リュウゼツラン科 ユッカ属  別名 アツバキミガヨラン

真っ白い花が咲くとは想像できない褐色の花茎。蕾の期間が長く、純白の花が咲いたのは、ほぼ一ヶ月後。

070330-145 ユッカランの花
07.3.30 みやざき臨海公園

318099 ユッカランの花 07.03.18 みやざき臨海公園

花は下向き。ほころびた花の内部のアップ。

0702-3003ユッカラン花茎 07.02.18みやざき臨海公園