アブノメ  ゴマノハグサ科 アブノメ属  別名 パチパチグサ
 都城市早水公園の 『緑の相談所』 で、展示栽培されているアギナシを観察した折、一緒に栽植されているアブノメを観察しました。

 花期は夏から秋とされています。
 近づいて観察すると、淡紫色の唇型をした小さい花がいくつか咲いていました。

 小さな植物ですので、虻の眼に似た果実の様子も含めて、上手く撮影できませんでした。
 引き続き、観察したいと思います。

 なお、オオバコ科に移動された記述もあるが、「原色牧野植物大図鑑」に従って、ゴマノハグサ科と記載しました。



【アブノメ(原色牧野植物大図鑑から)】
 東アジアの暖帯から熱帯に広く分布。
 本州から琉球列島の水田など湿地に生える1年草。
 茎は軟らかく、高さ15~20cm。
 根生葉は、長さ1~2.5cmで、上部の葉ほど小さい。
 花は夏から秋,花柄はごく短く,花冠は長さ4~5mm。葉えきに無柄の閉鎖花がつく。
 和名は、虻の眼(あぶのめ)で、果実の形に基づく。
 別名パチパチグサは、中空の茎をつぶすと音が出るからいう。
DSCN2540c アブノメ&アギナシ 15.1018 早水公園
DSCN2637c アブノメ 15.1021 早水公園
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DSCN2636c アブノメ 15.1021 早水公園
DSCN2636c アブノメ 15.1021 早水公園
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