アフリカ大陸熱帯の原産とされる帰化植物の1年草です。

 第二次大戦中に、南洋春菊、昭和草と呼んで、兵士たちが食用にしたそうです。

 戦後、本土に入り、各地に広がったとされています。

 高さ30〜80cm。

 葉は、長楕円形ないし倒卵形で、長さ 8〜12cm、先端は鋭くとがり、葉の下半部は、浅く羽状に裂けることが多いようです。

 頭花は円筒形で、中ほどがやや細まり,鼓(つづみ)のような形になっています。

 小花は、すべて管状の両性花。

 数個の頭花が茎頂につきますが、すべて下向きに垂れて咲くのが特徴です。

 花が終わった後の冠毛がほころびたところが襤褸布に似ているので、このような名前がついたといいます。

 ノボロギク(野襤褸菊)も同じだそうです。

ベニバナボロギク  キク科 ベニバナボロギク属

L113204 ベニバナボロギク 05.11.3 みやまきりしまロード小林市

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L09447 ベニバナボロギク 05.10.29 みやまきりしまロード小林市

L09440 ベニバナボロギク 05.10.29 みやまきりしまロード小林市

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L09445 ベニバナボロギク蕾
05.10.29 みやまきりしまロード小林市