日本各地の原野のやや湿ったところに生える多年草だそうです。
名前の示すとおり、ワレモコウに比べると、白い花と細い葉が特徴です。
茎は、高さ1m前後ありました。 全株が無毛です。
葉は、互生し、長柄があり、奇数羽状複葉で、小葉は長さ6〜8cmとかなり長い印象でした。
花は秋、長さ8〜9cm、径1cm位の花穂ですが、花穂1方に傾く傾向があるといいます。
包葉は縁毛があります。
がくは4深裂、花弁はありません。
雄しべのやくは、濃赤紫色です。
変種の花の赤いナガボノアカワレモコウもあるそうです。
09年11月、公開された川南湿原にたくさん自生している白花のコバナノワレモコウを観察しました。
ナガボノシロワレモコウは、コバナノワレモコウとワレモコウとの間にできた自然雑種とも言われています。
コバノワレモコウは、別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
ナガボノシロワレモコウ バラ科 ワレモコウ属
N106856 ナガボノシロワレモコウ 06.10.4 高鍋湿原
N106855 ナガボノシロワレモコウ 06.10.4 高鍋湿原
N106853 ナガボノシロワレモコウ 06.10.4 高鍋湿原
N107728 ナガボノシロワレモコウ 06.10.30 高鍋湿原
N106851 ナガボノシロワレモコウ 06.10.4 高鍋湿原
N106850 ナガボノシロワレモコウ 06.10.4 高鍋湿原