オケラ   キク科 オケラ属   県:絶滅危惧TA類

60029-1オケラ 07.10.6薬草・地域作物センター

 こっけいな名のついた植物ですが、若芽は食用に、根は漢方薬にと、昔から人間との "つき合い" は長い植物のようです。



【オケラ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州,四国,九州及び朝鮮半島,中国に分布し,乾いた山地に生える多年草。
 高さ50〜80cm。
 葉は、硬く、光沢がある。
 花は、秋,雌雄異株。
 若苗は、美味な山菜とされ、白軟毛をかぶり、折ると、白汁がしみ出る。
 根には芳香がある。根茎を乾かしたものを漢方で蒼朮(そうじゅつ)、皮をはいだものを白朮(はくじゅつ)と称し、利尿・健胃剤などにする。
 古名ウケラ。 

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