早水公園高フ相談所の以前、雑草の生えていた場所に、小さなシダが整然と植えられているのに気付きました。
調べてみると、コゴミと呼ばれ、山菜として食されるクサソテツでした。
ワラビやゼンマイより、アクが少なく、食べやすいそうです。
植えられて間もないと見え、十分に育っているとは思えませんでしたが、記録のため撮影しましたので、ホームページに掲載しておきます。
2011年の春、県薬草・地域作物センターの山野草展示園で、ワラビ巻きに巻いたクサソテツツの若葉がいち早く頭を出しているのを見つけました。
いわゆるコゴミです。
写真を追加しておきます(下の3枚の写真)。
なお、【宮崎県レッドデータブック2010年度版】 によると綾南川のクサソテツは、県のその他保護上重要な種に指定されています。
【クサソテツ (世界大百科事典から)】
北海道から九州の山地の草原や湿地に群生するイワデンダ科のシダ。
北半球の温帯に広く分布する。
根茎は、直立し,葉を輪状に叢生(そうせい)する。
匍匐枝(ほふくし)を出して、繁殖する。
草姿が、ソテツのような印象を与えるところから和名がつけられ、ガンソク,コゴミともいう。
若葉がワラビ巻きに巻いているのをかがみ込んでいる姿勢にみたてて,地方によってコゴミの方言名で呼ばれる。
食用・観賞用として用いられる。
R0011939クサソテツ若葉 11.03.26薬草・地域作物センター
P1070284-3クサソテツ 08.10.5都城市早水公園
R0011943クサソテツ若葉 11.03.26薬草・地域作物センター
クサソテツ オシダ科 クサソテツ属 別名 コゴミ、ガンソク
P1070283-3クサソテツ 08.10.5都城市早水公園
R0011940クサソテツ若葉 11.03.26薬草・地域作物センター