ミズハナビ  カヤツリグサ科 カヤツリグサ属  別名 ヒメガヤツリ

 新富町一丁田池の湿地で、線香花火のような花穂をたくさんつけたカヤツリグサを見かけました。

 草丈は20cmにも充たないのですが、束生して生えているので、結構目立ちます。

 名前が分からないので、県総合博物館に照会し、ミズハナビと分かりました。
 まさにその名のとおりの植物です。



【ミズハナビ(原色牧野植物大図鑑から)】
 東地方以西,四国,九州及び朝鮮半島南部,中国,インド,マレー,北オーストラリア,アフリカの暖帯から熱帯に分布。
 水田中に生える1年草。
 束生し、根茎はない。
 高さ15〜30cm。
 花は、夏から秋,花序は長さ3〜5mmの小穂をつける。
 和名の水花火は、水湿地に生え、花穂が散開して線香花火のような形だからいう。

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P1010435 ミズハナビ 07.10.28 新富町一丁田池

P1010434 ミズハナビ 07.10.28 新富町一丁田池

P1020226 ミズハナビ 07.10.16 新富町一丁田池

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