P1160274-3サワシロギク花後 09.11.25川南湿原
P1160288-3サワシロギク 09.11.25川南湿原
P1160269-3サワシロギク花後 09.11.25川南湿原
サワシロギク キク科 シオン属 県:準絶滅危惧
09年11月25日、国の天然記念物に指定されている川南湿原が一般公開されるというので、早速出かけました。
08年春頃は、まだ整備中ということで湿原に近づけず、2度目の09年9月は、管理棟の建設中で、やはり湿原の中には入れませんでした。
3度目の今回は、オープンセレモニーの後、湿原の遊歩道が見学者に開放されていましたが、晩秋期のため、残念ながら、湿原の代表的な植物の姿を見ることはできませんでした。
幸運にも、数株のサワシロギクがまだ咲いていましたので、薄い紅紫色を帯びた花を観察することができました。 湿原のあちこちで、花期を終えて枯れたたくさんのサワシロギクの花がらが見られました。
来季に花を観察したいと思いますが、記録の意味で、とりあえず掲載しておきます。
【サワシロギク(原色牧野植物大図鑑から)】
本州,四国,九州の日当たりのよい酸性の湿地に生える多年草。
地下茎は、細長くはう。
茎は、高さ30〜50cm,やせて無毛。
葉の表面は、ざらざらしてしわがあり,質は硬いが、割合もろい。
下部の葉には柄があるが、上部になるとなくなる。
花は、晩夏から初秋,径2〜3cm。
舌状花は白色で、のちにやや紅紫色を帯びる。
和名は、沢地に生え、白花を開くのでいう。
P1160284-3サワシロギク 09.11.25川南湿原
P1160283-3サワシロギク 09.11.25川南湿原