『ピンクの花華やか ネパール産ソバ満開』 の地元紙(2012.11.19付け、宮崎日日新聞)の記事を手掛かりに、その日のうちに花の観察に出向きました。
草姿は、日本で栽培されているソバと変わりませんが、ネパール産ソバの花色は濃桃色で、一斉に花を咲かせていました。
赤一色のネパール産ソバの畑は、ソバ畑であることを忘れさせるような華やかな美しさを放っていました。
2年前から、観賞用として春と晩秋に育てられているそうです。
今年は、10月末から咲き始め、ちょうど満開とのことですが、濃紅色のそう(痩)果もちらほら見かけました(左側4段目の写真)。
茎や葉の葉脈の色も濃紅色でしたので、参考までに撮影しました。ビックリするような赤さです(右側3〜4段目の2枚の写真)。
ネパール産ソバが植栽されている田野浄化センターの山あいの広場は、珍しいネパール産ソバの花を見ようと、入れ替わり立ち替わり訪れる人々で賑わっていました。
【参考:ソバ(原色牧野植物大図鑑から)】
中央アジア原産,古くに日本へ伝来し現在広く畑に栽培されている1年草。全体に軟らかく無毛。
茎は直立し、高さ40〜70cm,中空。葉は長い柄がある。
花は、夏または秋,白色または淡紅色。果実中の胚乳からそば粉を作り食用とする。
和名のソバは、古名ソバムギを略したもので,ソバムギのソバは稜で,角のあるムギの意味。漢名蕎麦。
R0014031濃紅色のそう果 12.11.19宮崎市田野町
R0014054濃紅色の茎 12.11.19宮崎市田野町
R0014031濃紅色の茎&葉脈 12.11.19宮崎市田野町
R0014042ネパール産ソバ 12.11.19宮崎市田野町
R0014055ネパール産ソバ 12.11.19宮崎市田野町
DSCN0778bネパール産ソバ 12.11.19宮崎市田野町
ソバ(ネパール産) タデ科 ソバ属 別名 ソバムギ
DSCN0773bネパール産ソバ 12.11.19宮崎市田野町
DSCN0782bネパール産ソバ 12.11.19宮崎市田野町
R0014037ネパール産ソバ 12.11.19宮崎市田野町
DSCN0787bネパール産ソバ 12.11.19宮崎市田野町
R0014041ネパール産ソバ 12.11.19宮崎市田野町