都城市早水公園の薬草コーナーに、カワラヨモギが植えられています。
1段目の写真は、初夏に撮影したものです。
ヨモギ属の植物ですが、葉がフサフサとしている様子からは、ヨモギの仲間とは思えません。
なかなか開花しないので、観察を怠っていたところ、11月に開花したようです。
『根生葉を束生し,ふつう白毛があり,花時に枯れる』 といいますが、初夏に観察したカワラヨモギと様相が一変していました。
花期を過ぎていますが、記録のため、撮影しました。
【カワラヨモギ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州から琉球列島及び朝鮮半島と台湾,中国,フィリピンの温帯から熱帯に分布。
川岸や海岸の砂地に多い多年草。
茎は直立して分枝し,高さ30~60cm。
根生葉を束生し,ふつう白毛があり,花時に枯れる。
花は夏から秋,黄色の小頭花には中心に両性花,周辺に1列の雌花が並ぶ。
古来漢薬として使用される。
和名河原艾(かわらよもぎ)。
R0018610 カワラヨモギ 16.11.11 早水公園
カワラヨモギ キク科 ヨモギ属
DSCN3905c カワラヨモギ 16.11.12 早水公園
DSCN3907c カワラヨモギ 16.11.12 早水公園
R0017629 カワラヨモギ 16.05.31 早水公園