リュウゼツサイ キク科 アキノノゲシ属 別名 ニワトリグサ、ニワトリナ
冬、殆どの草が 枯れ果てて姿を消した1月の野原に、僅かに 残っている草丈50〜60pのやや大型の草を見かけました。印象はアキノノゲシに似ています。
別名で想像できるとおり、家禽特にニワトリのえさとして昔は良く農家の庭先などに植えられていたそうです。
花は、全開していませんでしたが 、花序がはっきりしていましたので、記録のため撮影しました。
本来の花期を迎えた2010年9月、畑脇で、長い花序を伸ばし、たくさんの蕾をつけたリュウゼツサイの大株を見かけました。
念のため、撮影しましたので、写真を追加しました(4〜5段目の4枚の写真)。
なお、本来の花期に従い、掲載ページを【9月の野の花】のページに変更します。
【リュウゼツサイ(原色牧野植物大図鑑から)】
葉を家畜や家禽の飼料にするために栽培する1年草。
茎は直立,高さ2mに達し,径2cm位,中央に白い髄があり,クリーム色の乳液が豊富。
花は秋,長さ60cmに及ぶ花序に、径2cm位の黄色の頭花を密集。
和名の龍舌菜(りゅうぜつさい)は、多数に斜めに開出した葉の有様を龍の舌になぞらえたもの。実際には龍舌蘭の葉状からの着想であろう。
DSCN4666-1リュウゼツサイ 10.09.07 小林市
DSCN4669-1リュウゼツサイ 10.09.07 小林市
P1040015-4リュウゼツサイ 10.01.04 生目の杜運動公園
P160462-3リュウゼツサイ 09.12.24 生目の杜運動公園
DSCN4661-1リュウゼツサイ 10.09.07 小林市
DSCN4673-1リュウゼツサイ花序 10.09.07 小林市
P1040013-4リュウゼツサイ 10.01.04 生目の杜運動公園
P1040002-4リュウゼツサイ 10.01.04 生目の杜運動公園