我が家の庭に、見慣れない植物が忽然と現れました。種を蒔いたことも移植した記憶も全くない植物で、ノコギリソウのような鋸歯の多い多肉性の葉が目立ちます。

 ベンケイソウ科ではないかと思い、図鑑で調べてみたところ、園芸種のカランコエの仲間ではないかという程度しか分かりません。
 
 専門家に照会した結果、やはり、カランコエの仲間で、不死鳥という種類とのことでした。
 
 冬に花を咲かせる特徴のあるカランコエですが、蕾を沢山つけた花茎が伸びてきたのは、12月の下旬でしたが、実際に開花したのは、年が明けた2月末です。

 花は、下垂する筒状花ですので、撮影に苦労しました。


【参考:コダカラベンケイ (原色牧野植物大図鑑から)】

 マダガスカル原産,観賞用,また教材用に栽培される多年草で 多肉植物。
 茎は、高さ50〜100cmで,分枝せず直立する。
 葉は、長さ10〜25cm,皮針形ないし長三角形で強い歯牙縁,葉縁欠刻の底部に小突起があり,そこから栄養芽を並べてつける。
 茎頂から出る分枝する花梗に、淡紫色の筒状花を多数下垂する。花は秋から冬に咲く。

カランコエ(不死鳥) ベンケイソウ科 カランコエ属

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P1160547-3カランコエ 10.01.10宮崎市

P1160556-3カランコエ 10.01.10宮崎市

P1160659-4カランコエ 10.2.25宮崎市

P1160653-4カランコエ 10.2.25宮崎市

P2270054-4カランコエ 10.2.27宮崎市

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P1160453-3カランコエ 09.12.22宮崎市

P1160450-3カランコエ 09.12.20宮崎市

P2270058-4カランコエ 10.2.27宮崎市

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