早春、春の到来を告げる野草の一つです。

 一見しただけで、セリ科と思わせる姿をしています。

 背の低い小さな草で、花は肉眼では形がよく分からないぐらい小さな花です。

 北海道、本州、四国及び九州に分布し、山野の林に生える多年草です。

 無毛で軟らかく、葉は長さ3〜7cm、幅2〜6cm。

 早春に葉の間から長さ10cm位の茎を出し、その先に数個の花をつけます。

 茎は、やや紫がかった色でした。

 果柄は、ときどき花柄よりも長く成長します。

 セントウソウは仙洞草と書くのだそうですが、由来は不明とのことです。
 早春に咲くので、先頭に咲くという説もあるそうです。

 別名オウレンダマシは、葉がきんぽうげ科のオウレンの葉に似ているところからついたといいます。


 花のない時期でしたが、05年11月に加江田渓谷で撮った写真もありますので載せておきます。

 その後、加江田渓谷で花の咲いているセントウソウも撮りました。

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L09893 セントウソウ 05.11.15 加江田渓谷

セントウソウ  セリ科 セントウソウ属 別名 オウレンダマシ

L10448 セントウソウ 06.02.21 国富町法華岳付近

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L10708 セントウソウ 06.03.09 加江田渓谷

L10709 セントウソウ 06.03.09 加江田渓谷

L10451 セントウソウ 06.02.21 国富町法華岳付近

L10449 セントウソウ 06.02.21 国富町法華岳付近

L09892 セントウソウ 05.11.15 加江田渓谷

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