スミレの分類は素人泣かせです。
普通のスミレかと思いましたが、県総合博物館に照会して、ノジスミレと分かりました。
普通のスミレに比較して、距が細く、全体に小型だそうです。
また、花柄もスミレのようにしっかりしておらず、細く弱々しいそうです。
各地の日当たりのよい道端や丘陵地などに生える無茎性の多年草です。
根は、深く白色で、数本に分かれます。 全体に白色の毛があります。
葉は、長さ5cm位でやや厚い。
花は、早春、花柄は高さ10cm位、花弁は長さ1〜1.5cmで、側弁の内側に毛はなく(普通のスミレは有毛)、スミレより小形です。
和名の野路スミレ(のじすみれ)は、道端に生えるからいうそうです。
【距】:がくや花弁の一部が中空で細長く突出したもの。 スミレ・オダマキなどは、花弁、ホウセンカ・ヒエンソウなどはがくに由来する。
ノジスミレ スミレ科 スミレ属
L10818 ノジスミレ 06.3.14 県総合文化公園
L10820 ノジスミレ 06.3.14 県総合文化公園