ヤマシャクヤク オトギリソウ科 ボタン属 国:準絶滅危惧 県:準絶滅危惧
以前から撮影したいと思っていたヤマシャクヤクですが、なかなか機会に恵まれず、長い間探していました。
かつて、高知の牧野富太郎植物園で見かけましたが、花期ではなかったので、花は咲いていませんでした。
たまたま、知人宅の庭のヤマシャクヤクが開花したと聞いたので、早速、撮影させていただきました。
ヤマシャクヤクは、山野草愛好家にも好まれているようで、自生でないものは、山野草展、植木市などでも、容易に見られます。
2株のうちの一株が丁度美しいシャクヤクに似た白い花を咲かせていました。
もう一株は、まだ堅いつぼみでした。
花は、一日花で、すぐ花弁が落ちる短命な花だそうです。
【ヤマシャクヤク(原色牧野植物大図鑑から)】
関東地方以西,四国,九州,及び朝鮮半島の温帯に分布。
山地の樹の下に生える多年草。
地下茎は横にのび、太い根を出す。
高さ40cm位。全体にシャクヤクより小形。
ふつう3枚の有柄の葉があり,下部は2回3出,上部は3出か単葉。葉裏は白色,無毛。
花は晩春,がく片は3枚,花弁は5〜7枚。
和名は、山地に生えるシャクヤクの意。
DSCN5625-1ヤマシャクヤク 11.03.18宮崎市
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R0011863-1ヤマシャクヤク 11.03.18宮崎市