各地の山地や平地の道端、田畑のあぜなどに多い雌雄異株の多年草です。

 高さ40〜80cm、根生葉は長い柄がありますが、茎の中程につく葉は、柄がなく、茎を抱きます。

 同属のギシギシに似ていますが、ギシギシと違って、花穂の部分には葉はありません。

 花は、春から初夏、淡緑色あるいは緑紫色の有柄の小花を花軸に輪生します。

 雌花では花の後、内側の3個のがく片が広楕円形の翼状となり、3稜形の果実を包みます。

 和名は、酸い葉(すいば)。
 古名スシは、酸味のあるギシギシの意だそうです。


 スイバの花軸の写真を追加しました(3段目右側の写真)
 道端、田畑のあぜなど、どこでも多く見かける雑草故、毎年、雄花、雌花をじっくりと観察していませんでしたので、、3稜形の果実とともに、雄花、雌花の写真を追加しました(4〜8段目の9枚)。 

R0017536 スイバ雌花 16.04.20 都城市

R0017540 スイバ3稜形の果実 16.04.20 都城市

R0017517 スイバ3稜形の果実 16.04.20 都城市

R0017522 スイバ雌花 16.04.20 都城市

R0017550 スイバ雄花 16.04.20 都城市

R0017511 スイバ雄花 16.04.20 都城市

R0017510 スイバ雄花 16.04.20 都城市

L04866 スイバ果実 05.04.30 尾鈴サンロード

DSCN3010c スイバ花軸 16.03.24 都城市

L04864 スイバ 05.04.30 尾鈴サンロード 

R0017534 スイバ雌花 16.04.20 都城市

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スイバ  タデ科 ギシギシ属 別名 スカンポ 

L04866 スイバの茎葉 茎を抱く 05.04.30 尾鈴サンロード

R0017547 スイバ 16.04.20 都城市

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