トキワハゼ ゴマノハグサ科 サギゴケ属
日本各地の庭や道端に多い1年草です。
茎は毛があり、高さ6〜18cmぐらい。
サギゴケとよく似ています。
サギゴケに比して、花が小さいこと、匍匐枝(ほふくし)を出さないこと、地を這わないこと、茎がヒョロリと立ち上がること、年中咲いていることなどによって区別できます。
ウリクサとも似ていますが、ウリクサは、花がさらに小さく、茎は地面を這います。
写真撮影したものも詳しく調べましたが、匍匐枝(ほふくし)は出ていませんでした。
葉は、長さ2〜6cmで、茎の中部以下につきます。
花は、春から秋、花冠は長さ1〜1.2cmの筒状で、深く2裂して唇形となります。
下唇は、大きく中央がもり上がります。
和名の常盤ハゼ(ときわはぜ)は、冬以外、いつも花が咲いているのでいうそうです。
その意味で、10月に撮影した花の写真も掲げておきます(最下段左側の写真)。
L09060 トキワハゼ 05.10.13 早水公園
L12079 トキワハゼ 06.4.16 361号線綾町
L05817 トキワハゼ 05.5.28 県総合運動公園
L05763 トキワハゼ 05.5.26 垂水公園
L12081 トキワハゼ 06.4.16 361号線綾町