本来、初夏が花期の植物ですので、今の時期は、枯れかかった果実しか観察できませんでした。
 青島に多い植物のようですから、記録のため、ホームページに載せ、花は、来年撮影することにします。


  2008年の5月半ば、花の観察ポイントの下見がてら、青島に出掛けたところ、思いがけず、ハマボッスの花を観察できました(中段の6枚の写真)。 

 夏期は初夏ですが、今年は、4月から晴天続きでしたので、暖かい青島海岸のハマボッスは、少し早く、開花したのかも知れません。


 同じ年の9月上旬、ハマボッスの果実を観察しましたので、写真を追加しました(下の8枚の写真)

 既に果実が実り、早くも枯れ始めたマボッスもあれば、ようやく、果実が色付き始めたものまで、一様ではないようです。
 わずかながら、残り花も咲いていました。


【ハマボッス(原色牧野植物大図鑑から)】
 日本列島,小笠原諸島を含むアジア東部及び南部と太平洋諸島の温帯から暖帯に広く分布。
 海岸の岩上などに生える2年草。
 茎は束生,高さ10〜40cm。
 葉は長さ2〜5cm,多肉質で表面に光沢。
 花は初夏。花冠は径1〜1.2cm,花穂は次第にのびる。
 さく果は径5mm位,果皮は硬い。
 小笠原のものは、花が大形で、オオハマボッスとして別種とすることもある。
 和名の浜払子(はまぼっす)は、花穂を仏具のホッスに見立てた。

P5150044-1ハマボッスの花 08.5.5青島外周

P5150050-1ハマボッスの花 08.5.5青島外周

P5150051-1ハマボッスのまっかな茎 08.5.5青島外周

P1060711-1ハマボッス果実 08.9.11青島

P1060679-1ハマボッス果実 08.9.11青島

P9110032-1ハマボッス果実 08.9.11青島

P5150043-1ハマボッスの花 08.5.5青島外周

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P9110033-1ハマボッス果実 08.9.11青島

P9110063-1ハマボッス果実 08.9.11青島

P1060712-1ハマボッス果実&残り花 08.9.11青島

P9110064-1ハマボッス果実 08.9.11青島

P5150052-1ハマボッスの花 08.5.5青島外周

1010768-1ボッスの果実 07.11.24青島外周

1010722-1ハマボッスの果実 07.11.24青島外周

1010771-1ハマボッス 07.11.27青島外周

P9110029-1ハマボッス果実&残り花 08.9.11青島

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P5150039-1ハマボッスの花 08.5.5青島外周

ハマボッス サクラソウ科 オカトラノオ属

 

P5150039-1ハマボッスの花08.5.5青島外周