P1100575-3ツリガネズイセン 09.4.04青島亜熱帯植物園

ツリガネズイセン  ユリ科 ツルボ属 

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P4040022-3ピンクのツリガネズイセン 09.4.04青島亜熱帯植物園

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 県立青島亜熱帯植物園のヤシ類の株間や根元で、ブルーの小さな花をつけた植物を見かけました。
 きちんと植栽・管理されている様子でもなく、雑草然とあちこちに、かなりの本数が生えていました。

 下向きに咲く、見慣れない釣り鐘状の花で、サイヨウシャジンやツリガネニンジンの花にも似ています。 

 通りがかった植物園の職員に尋ねたところ、『シラー・カンパニュラタ』 とのことでした。
 早速、インターネットや図鑑等で調べた結果、ツリガネズイセンと分かりました。

 学名は、Scilla hispanica Millで、属名ツルボがシラーで、スキラとも読まれることから、シラー・ヒスパニカ、スキラ・ヒスパニカといわれています。
 シラー・カンパニュラタ Scilla campanulata、イングリッシュ・ブルーベルとも呼ばれ、ツリガネズイセンという日本名がつけられていることから、一応、表記は、ツリガネズイセンとしました。

 

【参考:スキラ・ヒスパニカ(原色牧野植物大図鑑)】

 南ヨーロッパ原産の多年生球根植物で、観賞用に栽培される。
 地上部は、冬に葉が現れ,夏に枯れる。
 地下の鱗茎は、径5cmになり,葉は濃緑色,線状皮針形で多数根生する。
 花茎は、初夏頃に直立し,上部に総状花序をつける。花は下垂し,花冠は鐘形,香がある。

 多数の園芸品種があり,花色は濃青,青,ピンク,白などいろいろある。