キクムグラ  アカネ科 ヤエムグラ属  別名 ヒメムグラ

 宮崎市の平和台公園を散策中、ヨツバムグラを一回り小さくしたような4葉輪生の小さな草を見かけました。

 ヨツバムグラと思って図鑑を調べてみると、どうやらキクムグラのようでした。
 
 花は顕微鏡的に小さく、苦労してようやく大まかな形を確認することができました。
 別名ヒメムグラは、納得できる名前です。


 キクムグラの花冠の様子を何とか撮影しましたので、写真を追加しました(4段目)



【キクムグラ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北海道から九州の林内に生える多年草。
 茎は束生し、高さ30〜50cm,下部は地表をはう。 四角く滑らかで、まばらに分枝する。
 葉は、長さ1〜1.5cmで、薄く、縁にだけ短毛がある。
 4〜5枚輪生で、うち2枚が正葉,他は托葉。
 花は夏,花冠は、4裂で径約2mm。 花柄の基部に、細長い包葉を1枚つける。
 果実は、2分果からなり,短毛を密生する。

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P1120050 キクムグラ 09.04.28 平和台公園

P1120049 キクムグラ 09.04.28 平和台公園

DSCN5230c キクムグラ 18.04.21 都城市

P1120045 キクムグラ 09.04.28 平和台公園

P1120046 キクムグラ 09.04.28 平和台公園

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