コスギゴケ雄器盤  スギゴケ科 ニワスギゴケ属

 植物の休眠期のため、秋に1週間だけ一般公開された川南湿原が、翌春の2010.04.11、本格的に開園したので、早速、湿原の植物観察に出掛けました。

 春の湿原で、最初に観察したコモウセンゴケに次いで観察したのが、コスギゴケ雄器盤です。

  雄と雌の生殖器は、別々の株の丁端につき、雄では、その部分が花のように見え、雄器盤と呼ばれ、これに雨滴が当たると、精子は雨水と共にとばされて雌株に届くそうです(【シダ・コケ(山と渓谷社)】から)。


 また、コスギゴケの葉は、乾くと、強く巻くそうですが、春のコスギゴケのは、みずみずしく、若葉のようでした(最下段左の写真)

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DSCN1265-1コスギゴケ 10.04.13川南湿原

DSCN1264-1コスギゴケ雄器盤 10.04.13川南湿原

DSCN1263-1コスギゴケ雄器盤 10.04.13川南湿原

DSCN1260-1コスギゴケ雄器盤 10.04.13川南湿原