ムラサキ ムラサキ科 ムラサキ属 国:絶滅危惧TB類 県:絶滅
R0018021 ムラサキ果実 16.07.31 早水公園
R0012261 ムラサキ 11.04.19 薬草・地域作物センター
R0012264 ムラサキ 11.04.19 薬草・地域作物センター
DSCN7530 ムラサキ 11.04.19 薬草・地域作物センター
DSCN7532 ムラサキ 11.04.19 薬草・地域作物センター
DSCN7531 ムラサキ 11.04.19 薬草・地域作物センター
R0018022 ムラサキ果実 16.07.31 早水公園
かつて、都城市早水公園内の万葉植物から、万葉集に出てくる植物のうち、「ムラサキ」 だけが植物園に植栽されていないので、ムラサキについての情報提供を依頼されたことがあります。
その時は、ムラサキは、絶滅に近いといわれていましたので、困難ですと返事したところでした。
数年後の2011年4月、偶然、県の薬草・地域作物センターの冷温室で栽培されているムラサキを見かけました。
ちょうど白い花も咲いていましたので、早速撮影しました。
2016年、都城市早水公園でムラサキを試験栽培されていると伺いました。
花を撮影し損ないましたが、貴重な果実を観察しましたので、、写真を追加しました(4〜5段目の2枚)。
【ムラサキ(原色牧野植物大図鑑から)】
北海道から九州まで,及び朝鮮半島,中国,アムールに分布。
山地の草原の傾斜地に生える多年草。
茎は、高さ30〜60cm,茎や葉に粗毛がありざらつく。
葉は、長さ3〜7cm。
花は初夏,合弁花冠は白色で径4〜8mmあり高盆状。
太い根は薬用。
和名は、根を干して紫色の染料にしたため。
かつて、武蔵野を代表する野草だったが,現在は絶滅に近い。