ハシリドコロ ナス科 ハシリドコロ属 県:準絶滅危惧
県薬草・地域作物センターを散策中、芽吹き始めたムサシアブミやイタドリの傍らで、ハシリドコロを見かけました。
まだ数枚の若葉をつけたばかりのようです。
花期は春ということですので、【4月の野の花】 のページにとりあえず掲載します。
花の観察にその後、毎年出向きましたが、毎年、消失してしまい、なかなか花を撮影する機会がありません。
【ハシリドコロ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州と四国の山地の湿った林下に生える多年草。
全体にアルカロイドを含む毒草。
地下茎は太く、くびれがある。
高さ30〜60cm。
葉は、長さ10〜20cm。
花は春,花冠は長さ約2cm。
果実は径1cm。
和名は、オニドコロに似て有毒な地下茎を食べると幻覚に襲われ,走りまわることによる。
地下茎はロートコンと呼び、鎮痛剤や眼薬になる。
DSCN6699-1ハシリドコロ 11.03.30薬草・地域作物センター
DSCN6698-1ハシリドコロ 11.03.30薬草・地域作物センター