『公園のシンボルかれん ルピナス6000本満開 関係者らの丹精実る』 との地元紙(2013.04.12付、宮崎日日新聞)の記事をみて、その日、県農業科学公園に撮影に出向きました。
園内の一角で、鮮やかな黄色いキバナルピナスが一斉に開花していました。
園内の花壇には、色とりどりのカサバルピナスの花も咲いていました(4段目左側の写真)。
この公園は、1962年、当時の皇太子ご夫妻が県立農業大学校(前身の高等営農研修所)の視察時、農場に咲くルピナスをご覧になり、美智子妃殿下が宮中歌会始で詠まれた歌 「耕耘機若きがふみて草原の土はルピナスの花をまぜゆく」 に因んで命名されたのです。
ところが、長年、ルピナスの花を一向に見かけたことがなく、前から不思議に思っていたところでした。
2012年に、公園関係者によって、 「キバナルピナス復活プロジェクト」 が結成され、種を蒔き、苗を植え、丹精込めて育てられて開花したキバナルピナスとのことです。
来季は、園内のあちこちでたくさんのキバナルピナスが開花し、訪れる多くの人を迎えてくれることを想像しながら、帰路につきました。
DSCN1763b キバナルピナス 13.04.12 県農業科学公園
P410227 キバナルピナス 08.04.11 新富町
DSCN1766b キバナルピナス 13.04.12 県農業科学公園
キバナルピナス マメ科 ハウチマメ属
DSCN1767b キバナルピナス 13.04.12 県農業科学公園
DSCN1765b キバナルピナス 13.04.12 県農業科学公園
DSCN1791b カサバルピナス 13.04.12 県農業科学公園