ギンリョウソウ  イチャクソウ科 ギンリョウソウ属 別名 マルミノギンリョウソウ、ユウレイタケ

 ギンリョウソウは、名前と特異な姿形のイメージが一致することもあって、割に人に知られているようです。

 えびの高原では、ベニバナギンリョウソウの方がよく知られているようですが、普通にギンリョウソウといえば、このページに掲げた銀白色のものを指します。

 ギンリョウソウは、日本各地及び南千島、サハリン、台湾と朝鮮半島に分布し、山地の林中の落葉の中に生える腐生植物だそうです。

 写真に見るように、一度見たら忘れられない格好をしています。

 高さ10〜15cm。
 茎は多肉質で、1株から数本出します。

 根を除いてすべて純白色で、鱗状の小さな葉が茎に密着して互生します。

 花は夏、茎頂に1花が下向きにつきます。
 包葉と花弁は、3〜5枚。雄しべは10本。
 液果は、熟せばつぶれて種子を散らす。

 和名の銀竜草(ぎんりょうそう)は、全体を竜に見立てたものといいます。

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1090981 ギンリョウソウ 07.6.3 県道1号線

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1090979 ギンリョウソウ 07.6.3 県道1号線