県総合文化公園近くの街路で、珍しい姿をした大型の花を見かけました。
園芸植物図鑑で調べたところ、アカンサス (別名ハアザミ) と分かりました。
初めて見る植物で、花茎は、1.5mもあり、大形の唇弁花を穂状に次々と密に咲かせます。
美しいというより、ややグロテスクで、圧倒される感じの花です。
キツネノマゴ科とは思えない大型の草姿で、花壇、切り花、鉢植えなどで観賞されるそうです。
【アカンサス(原色牧野植物大図鑑から)】
ヨーロッパ南部から地中海周辺の原産。明治末年に渡来し,観賞用に栽植する多年草。
根生葉は、長さ60cm位,濃緑色のアザミに似た葉形で,羽状に深裂し,裂片に歯牙がある。
開花は、晩春から初夏で,長さ160cmもの直立した花茎に,白い唇弁に紫色の脈のある径4〜5cmの花を穂状につける。
葉形は、ギリシャ建築の柱の紋様として有名。
P120661-3アカンサス 09.5.19宮崎市船塚桜通り
アカンサス キツネノマゴ科 ハアザミ属 別名 ハアザミ
P5220003-3アカンサス 09.5.22宮崎市船塚桜通り
P5220001-3アカンサス 09.5.22宮崎市船塚桜通り
P120660-3アカンサス 09.5.19宮崎市船塚桜通り