P120877-3クサヨシ 09.5.31綾町錦原
クサヨシ イネ科 クサヨシ属
綾町錦原運動公園での散策の帰路、錦原から北股方面へ通じる新しい道路沿いで、白っぽい花穂のイネ科の植物に気付きました。
そのときは名前が分かりませんでしたが、県総合博物館に照会して、クサヨシと分かりました。
ちょうど、円柱状の花序が出始めたクサヨシのようです。
アシが夏から秋にかけて穂を出すのに対して、クサヨシは初夏に穂を出すこと、また、アシの穂が柔らかく広がり、あるいは枝垂れるのに対して、クサヨシの穂は真っすぐ立つことなどが、アシとの大きな違いだそうです。
【クサヨシ(原色牧野植物大図鑑から)】
北半球の温帯から暖帯に広く分布,原野の水辺の日当たりよい草地に粗らに群をなして生える多年草。
地下茎を引いて繁殖する。
茎は草質で、高さ1.5m。
葉は互生し、縁に細いきょ歯がある。
花は、晩春,円錐花序を茎頂に直立,穂はやや狭長で長さ10〜17cm。
和名の草葦(くさよし)は、ヨシに比べて、小形で軟らかい草質だからいう。
種小名は、アシに似たの意。
P120882-3クサヨシ 09.5.31綾町錦原
P120881-3クサヨシ 09.5.31綾町錦原
P120873-3クサヨシ 09.5.31綾町錦原
P120879-3クサヨシ 09.5.31綾町錦原