ユキザサ  ユリ科 ユキザサ属   県:準絶滅危惧

 09年に続き、今年も高千穂町の鳥屋岳癒しの森)に出向き、相変わらず素晴らしいクマガイソウの群落に感嘆しながら、林内を散策しました。

 歩き始めて間もなく、足元にひっそりと咲いているユキザサに出会わしました。

 和名の雪笹のとおり、花は可憐な白花で、葉はササの葉によく似ています。
 


【ユキザサ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北海道から九州及び朝鮮半島,中国東北部,ウスリー,アムールにかけて分布。
 山林の木かげに生える多年草。
 高さ20〜40cm。
 葉は、長さ6〜13cm,両面に毛があるが、裏面の脈上に多い。
 花は、春から夏。花は両性。
 液果は、球形で赤熟。
 オオバユキザサ,ヒロハノユキザサは本種に似るが、雌雄異株。
 和名の雪笹は、花色の白とササの葉に似た葉状から。

DSCN1889-1ユキザサ 10.05.01 高千穂町押方鳥屋岳

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DSCN1876-1ユキザサ 10.05.01 高千穂町押方鳥屋岳

DSCN1888-1ユキザサ 10.05.01 高千穂町押方鳥屋岳

DSCN1877-1ユキザサ 10.05.01 高千穂町押方鳥屋岳

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