ニラバラン  ラン科 ニラバラン属  県:絶滅危惧U類

 宮崎i市池内地区の山の斜面で、見慣れない草を見かけました。
 以前、図鑑で調べたニラバランと思われますので、ホームページに載せることにしました。

 霧島山麓などで多く見かけるソクシンランノギランなどと遠目には似ていますが、ソクシンラン属の植物の葉は大きく、幅も広く、ロゼット状ですので、区別できます。

 念のため、ニラバランかどうか、県総合博物館でも確認していただきました。
 


【ニラバラン(原色牧野植物大図鑑から)】
 千葉県以西,四国,九州,琉球列島及び台湾,中国の暖帯から亜熱帯に分布。
 暖地の向陽の草原や海岸の塩湿地に生える多年草。
 高さ15〜30cm,全草軟らかく、球状根1個,ひげ根のうち1本の先に別の球状根をつけ次年に別株となる。
 花は春,緑色。
 花序の上部が咲き終わらないうちに、下部は稔る。
 和名の韮葉蘭(にらばらん)は、葉状をニラにたとえた。

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DSCN10400-1ニラバラン 10.05.11宮崎市池内

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DSCN10404-1ニラバラン茎・葉 10.05.11宮崎市池内

DSCN10396-1ニラバラン 10.05.11宮崎市池内

DSCN10399-1ニラバラン 10.05.11宮崎市池内

DSCN10395-1ニラバラン 10.05.11宮崎市池内

DSCN10406-1ニラバラン果実 10.05.11宮崎市池内