シシガシラは、各地の樹林下に普通に見られる常緑の多年草で、日本固有のシダです。

 山道の路傍など斜面に生育して、放射状に葉を広げています。

 葉は、斜面方向に葉が垂れ下がり、このような様子を獅子のたてがみにたとえたのが和名の由来といいます。

 年中観察できますが、6月に胞子葉の新芽が芽生えている写真を撮ることができましたので、【6月の野の花】 のページに載せました。

 胞子葉は、最初直立し、赤色を帯びていますが、やがて緑となってやや斜上し、栄養葉より長く、羽片の幅は狭いのですぐ分かります。

 栄養葉は、長さ40cm前後です。
 その様子を10日後に撮影しましたので、写真を追加しました(3段目の2枚)。 

シシガシラ  ウラボシ科 シシガシラ属 

N104007 シシガシラ 胞子葉新芽 06.6.18 県道1号線

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N104315 シシガシラ 中央直立胞子葉 06.6.28 県道1号線

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N104316 シシガシラ同 06.6.28 県道1号線

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N104008 シシガシラ 胞子葉新芽 06.6.18 県道1号線