DSCN2383-1花弁先端 10.05.25宮崎市金崎神社付近
DSCN2389-1ハンカイソウ 10.05.25宮崎市金崎神社付近
DSCN2385-1ハンカイソウ 10.05.25宮崎市金崎神社付近
DSCN1499-1ハンカイソウの若葉 10.04.17延岡市北川町家田
DSCN1496-1ハンカイソウ 10.04.17 延岡市北川町家田

P1050520-1ハンカイソウ 08.6.28霧島の県境

110339ハンカイソウ 07.6.18 宮崎市金崎神社付近

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DSCN2378-1ハンカイソウ 10.05.25宮崎市金崎神社付近
DSCN2375-1ハンカイソウの花茎 10.05.25宮崎市金崎神社付近

P1050519-1ハンカイソウ 08.6.28霧島の県境

P6280015-1ハンカイソウ 08.6.28霧島の県境

110358ハンカイソウ 07.6.18 宮崎市金崎神社付近

110357ハンカイソウ 07.6.18 宮崎市金崎神社付近

ハンカイソウ  キク科 タカラコウ属  

 県道17号線金崎神社付近を散策中、黄色い花を咲かせているかなり大型の草を見かけました。 はじめて見る植物でしたので、図鑑類で調べた結果、ハンカイソウと分かりました。

 遠目には、 アラゲハンゴンソウかと思いましたが、大きさや葉の様子が全く違います。 
 また、 キクイモ(菊芋)とも似た感じですが、花弁は細長く、やや垂れ下がる特徴があります。
 花茎には、ハンカイソウ独特の黒紫色の斑紋もあります(7段目左の写真)。
 
 群落の藪の中をよく調べてみると、若いときは、ヤブレガサかと思うような草姿をしていることも分かりました。

  ハンカイソウの名は、中国の歴史で有名な漢の武将樊かい(はんかい)に因むとのことです。
 舌状花の花弁の先は、浅く2裂し、表面はくぼんで裏面に出るといいます(花弁の詳細については、下から3枚の写真)。

 なお、17号線の沿線には、群落とは離れて数箇所ハンカイソウの生えている場所があります。


 その後、えびの高原・霧島での散策の帰路、県境付近(霧島市〜都城市)の草地で、大きな群落を観察しましたので、写真を追加しました。(4〜5段目の4枚)

 2010年4月、延岡市北川町の家田湿原の近くで、ハンカイソウの若葉を見かけましたので、写真を追加しました(6段目右の写真)

 2010年5月下旬、開花し始めたハンカイソウの花茎と花を接写しましたので、写真を追加しました(7段目以降の写真)


 静岡県以西,四国,九州及び朝鮮半島や台湾,中国に分布し,山地のやや湿ったところに生える多年草。
 高さ1m内外。
 根生葉は、長さ30cmで長い柄があり,茎葉は3個で小さく,柄も短い。葉の下面には初め軟毛がある。
 花は初夏,頭花は径10cm位。
 和名は、漢の武将樊かい(はんかい)に因む。
 本種より葉の切れ込みの浅い張良草と対となる。
(原色牧野植物大図鑑から)
   

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DSCN2380-1花弁裏面 10.05.25宮崎市金崎神社付近
DSCN2381-1花弁表面 10.05.25宮崎市金崎神社付近

P1050523-1ハンカイソウ 08.6.28霧島の県境