身近なとか、可愛いという感じの野草ではありませんが、花そのものは、一風変わった綺麗さもありますので、載せました。

 赤紫色に熟した大きな果穂は、いささか毒々しい感じで、あまり人に好かれないようです。

 中国原産のヤマゴボウ(薬用)の果穂は直立しますが、ヨウシュヤマゴボウの果穂は下垂します。

 北アメリカ原産、日本へは明治初年に入り、いたる所で野生化している大型の多年草です。

 高さは、優に1mを超えます。

 花は夏から秋、雄しべ10本、10本の花柱があり、花弁はありません。

 液果の赤紫色の汁で,葡萄酒や食品の着色に用いたこともあったそうですが、有毒だったようです。

 ほかに紙や布の染料、インクに用いたといいます。 

ヨウシュヤマゴボウ  ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属 別名 アメリカヤマゴボウ

L06356 ヨウシュヤマゴボウ 05.6.10 みやまきりしまロード飯野

P1070027-3ヨウシュヤマゴボウ 08.9.22綾川渓谷

L06355 ヨウシュヤマゴボウ 05.6.10 
みやまきりしまロード飯野

L06461 ヨウシュヤマゴボウ 05.6.12 
みやまきりしまロード小林

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P1070025-3ヨウシュヤマゴボウ 08.9.22綾川渓谷

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