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718451 クモキリソウ07.7.18県道1号線

718453 クモキリソウ07.7.18 県道1号線

718450 クモキリソウ07.7.18県道1号線

1100306 クモキリソウ07.6.17県道1号線

クモキリソウ  ラン科 クモキリソウ属   県:準絶滅危惧

 発見したのは、花が終わった花ガラでしたが、花期に探してみたいと思っています。

 日本各地,南千島,及び朝鮮半島に分布し,落葉樹林内に生える多年草。
 高さ15〜30cmで地上部は毎年枯れる。葉は2枚,前年の茎の側方に出て,やや滑らか。
 花は、春から初夏。径1cm位。普通は淡緑色(アオグモという),ときに淡暗紫色でクログモという。
 和名の雲切草(くもきりそう)は、雲散草のなまったもの。昆虫名が多いことから蜘蛛散草の説もある。
 
 葉は2枚で、長さ5〜12cm。
 花茎を直立し、花序は長さ3〜7cm。花は、緑色の直径約10mmを5〜15個つける。萼片と側花弁は線形で、唇弁は幅が広く、咲くと直ぐに後方へ巻き込む。

 スズムシソウやジガバチソウと同じ仲間ですが、本種は地味すぎるほど地味な花といいます。
 和名の漢字表記は雲霧草ですが、由来は不詳だそうです。