2005年に初めて見かけたのですが、翌年は、同じ場所で全く見られなくなり、観察を続けていたところ、2007年に、再び開花しているヌマトラノオを見つけました。
記録のため、あらためてホームページに掲載することにしました。
この年は、近くに何株も生え、群生していました。
オカトラノオ属ですが、花序は、オカトラノオのように長く垂れ下がってはいません。
生えていた場所は、水辺でも湿地でもありません。
再度、県総合博物館に照会したところ、やはり、ヌマトラノオということでした。
【ヌマトラノオ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州,四国,九州及び朝鮮半島,台湾,中国からインドシナなど温帯から亜熱帯に広く分布し,水辺の湿地に生える多年草。
地下茎をのばして繁殖し群生する。
茎は高さ40〜80cmで、下部は赤色を帯びる。
葉は、長さ4〜7cm。
花は夏,花冠は径5〜6mmで5裂し,裂片の先は円い。
和名の沼虎尾(ぬまとらのお)は,花穂を虎のしっぽに見立てたもの。
107660 ヌマトラノオ 05.7.27県道1号線
7180466ヌマトラノオ 07.07.18県道1号線中腹
718467ヌマトラノオ 07.07.18 県道1号線中腹
ヌマトラノオそのA サクラソウ科 オカトラノオ属