コオニユリ ユリ科 ユリ属 別名 スゲユリ
コオニユリも、オニユリも、比較的早く、5月頃から花をつけ、ほぼ同じ時期に咲きます。
花被片は大きく反り返り、花弁に明瞭な黒点があり、 この特徴は、コオニユリもオニユリも全く同じで、 遠目には区別がつきません。
オニユリは、葉えきにムカゴをつけますが、写真に見られるように、コオニユリはムカゴをつけません(最下段の写真)。
【参考:ムカゴ】
珠芽ともいう。腋芽に多量の養分を貯えて肥大し,肉質塊状になった芽。ムカゴは、母体から離れて地に落ち,発芽して新個体をつくる。
【コオニユリ(原色牧野植物大図鑑から)】
日本各地及び朝鮮半島,中国東北部,ウスリーの温帯から暖帯に分布。
日当たりよい適湿な山地に生える多年草。
新しい鱗茎は、茎の地下部に前年の鱗茎と離れてつく。
高さ1〜1.5m,葉えきにむかごがない。
花は夏,径7cm,2〜10花,柄があり下を向く。
鱗茎は、大きくて白色,苦味が少ないから食用として栽培される。
和名は、小鬼百合。
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P07088333-1コオニユリ08.7.8小林市
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