オモダカは、もともと日本各地の溝や水田に生える多年草で、かつては多く見かけたものですが、最近では、ほとんど目にすることのなくなった植物です。

 このオモダカは、ギョボククマガイソウの観察や撮影でお世話になった海老原秀夫さん(宮崎市在住)が、作出者である鹿児島市の植物学者(玉利幸次郎博士)から譲渡を受けた大変貴重な種類のタマザキオモダカだそうです。

 つい最近、海老原秀夫さんからそのオモダカの鉢植えを提供いただきましたので、オモダカの写真を早速撮影し、ホームページに掲載することにしました。

 貴重な撮影機会を与えていただいた海老原秀夫さんには、厚くお礼申し上げます。



【オモダカ (原色牧野植物大図鑑から)】
 アジアの温帯から熱帯に分布。
 日本各地の溝や水田に生る多年草。
 葉は、長さ30〜60cm,長柄がある。
 花は、夏から秋。高さ40〜70cmの花茎に通常3輪生,下部に雌花がつく。
 秋に、走出枝を出し、塊茎をつける。
 大きいものはスイタグワイと呼ばれて食用とし,大阪吹田の名産。
 和名は、人面状の葉が高く葉柄上にあることにちなむ。
 漢名野茨菰。

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オモダカ  オモダカ科 オモダカ属 別名ハナグワイ、サンカクグサ