ホシクサ  ホシクサ科 ホシクサ属  別名 ミズタマソウ

 オニバスの観察のため、巨田池に出掛けた際、近くの水田のあぜ道沿いで、美しい水草をたくさん見かけました。

 ちょうど線香花火をさかさまにしたような、地面から放射線状に伸びた濃い緑色の茎の先に、真っ白い水玉のような粒状の花をつけていました。

 花は、密集した頭状花序で、個々の花は見えないほど小さいのだそうです。
 水田の泥の中から放射線状に伸びた小さな草姿は、愛らしく、美しいものでした。



【ホシクサ(原色牧野植物大図鑑から)】
 日本各地,朝鮮半島,中国から熱帯アジア,オーストラリア,アフリカにかけて分布し,沼や水田中に生える1年草。
 葉は細長く、束生し,長さ2〜3cm,幅1.5mm以下。
 花茎は、高さ6〜12cmになる。
 秋に開花し,頭状花序は径3〜4mm内外,総苞片は倒卵状長楕円形で、花群よりも短く,白色膜質。
 雌花には内花被がない。
 星草は、その頭状花序が点々と所在することによる。
 漢名は殻精草。

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R0010743-1ホシクサ 10.07.31宮崎市佐土原町巨田大池

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