DSCN1823cホルトソウ花&果実 
15.05.29薬草・地域作物センター
 県薬草・地域作物センターを散策中、展示園でホルトソウを見かけました。
 花期は夏とされていますが、花が咲いたのか或いはこれからなのか、蕾らしきものも判然としませんでした。
 今後、観察を続けます。


 翌々年、花期を待って下見に出向いたところ、黄色い花は終わり、すでに緑色の球形の果実をつけていました。

 不思議な形をした果実は、熟すと球形のサヤが割れ、中の種子が現れるそうです。
 杯状花序の様子を鮮明に撮影できませんでしたが、残り花とあわせて、とりあえず掲載しておきます(3~5段目の4枚の写真)



【ホルトソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
 ヨーロッパ原産の越年草。
 室町時代に渡来し,長く栽培されて、古名を小巴豆(こはず)という。
 茎は直立し、高さ50~70cm,上部では花序の柄を分かつ。
 葉は、十字対生。
 花は夏に咲き,数個の雄花と雌花1個からなる杯状花序をもつ。
 有毒植物だが,続随子の名で薬用にも用いられる。
 和名のホルトソウは、ポルトガルソウの略。種子からポルトガル油をとり,オリーブ油のにせ物としたためにいう。
DSCN1824cホルトソウ果実 
15.05.29薬草・地域作物センター
DSCN1826cホルトソウ花&果実
15.05.29薬草・地域作物センター
DSCN1825cホルトソウ果実
15.05.29薬草・地域作物センター
トップページに戻る
身近な野の花 総目次に戻る
身近な野の花 7月目次に戻る
ホルトソウ  トウダイグサ科 トウダイグサ属  別名 クサホルト
DSCN3456bホルトソウ 13.07.06薬草・地域作物センター
DSCN3457bホルトソウ 13.07.06薬草・地域作物センター