モロコシソウ  サクラソウ科 オカトラノオ属  別名 ヤマクネンボ
 都城市早水公園の薬草コーナーで、モロコシソウを見かけました。
 草丈30cmくらい、紫褐色を帯びた茎は角ばり、ほっそりとした印象の植物です。

 すでに花期は終わり、果実がついていましたが、残り花が2個、咲いていました。

 写真のとおり、花冠は黄色で5裂し、下向きに咲く美しい花です。
 来季に、たくさんの花を観察したいと思います。



【モロコシソウ(原色牧野植物大図鑑から)】 
 関東地方南部以西,四国,九州から琉球列島及び台湾に分布し,暖地の海に近い山の林内に生える多年草。
 茎は角ばり、高さ20~80cm,乾くと香気がある。
 葉は長さ5~10cm,花は初夏。
 和名の唐土草(もろこしそう)は,この草が中国から渡来したと考えられたのに基づく。 
 別名山九年母は、山に生え,香りがかんきつ類のクネンボに似るため。
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R0017905 モロコシソウ 16.07.10 早水公園
DSCN3323c モロコシソウ 16.07.10 早水公園
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R0017873 モロコシソウ 16.07.10 早水公園