各地の道端や畑に生える1年草ですが、1887年頃日、本に渡来した北米原産の帰化植物だそうです。
茎は、根もとから分枝し、地表を這って広がりますが、根は出ません。
全体に白い毛があり、枝を切ると、白い汁が出ます。
葉は、紫色の斑が見られます。
花は、夏から秋とされています。
和名の小錦草は、小形のニシキソウの意といいますので、ニシキソウも探します。
同科同属で、茎が斜上する特徴のあるオオニシキソウも、別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
小さな雑草ですので、果実を観察する機会がなかなかありませんでしたが、コニシキソウの花と果実を観察しましたので、写真を追加しました(3〜4段目の3枚)。
ニシキソウの果実が無毛なのに対して、コニシキソウの果実は、写真(4段目の写真)のとおり、全面に伏毛が生えることで区別できるといいます。
コニシキソウ トウダイグサ科 ニシキソウ属
L08194 コニシキソウ 05.8.30 宮崎市
R0018040 コニシキソウ 16.08.25 都城市
R0018038 コニシキソウ 16.08.25 都城市
R0017816 コニシキソウ 15.08.26 都城市
L08193 コニシキソウ 05.8.30 宮崎市