見慣れない植物でしたので、撮影しました。

 調べてみると、夏から秋に花を咲かせ、実が赤熟するマルバノホロシでした。

 花期が夏ですので、【8月の野の花】 のページに掲載しました。花は、来季に観察したいと思います。

 マルバノホロシは、本州、四国、九州、琉球列島の山地に生える多年草です。

 茎は、まばらに分枝し、つる状に広がります。

 ヤマホロシに似ていますが、葉は、茎とともに無毛で、基部は柄に向けて尖り、全縁、長さ5〜10cm位といいます。

 花は夏から秋、花冠の5裂片は長さ5〜6mmで、開花すると、うしろに反り返ります。

 果実は径8〜10mm位、 赤く熟れた実は、後日撮影しました(3〜4段目の3枚の写真)

 和名のホロシは、同属のヒヨドリジョウゴの古名で、保呂之と書くのだそうです。
 有毒植物だそうです。


 なお、初冬の12月1日と9日にも観察しましたが、赤く熟れた実は、綺麗な形のまま、まだ残っていました(5段目の2枚の写真)。

N108455 マルバノホロシ 06.12.1 同

マルバノホロシ  ナス科 ナス属  別名 ヤママルバノホロシ

身近な野の花 8月目次に戻る

N108562 マルバノホロシ 06.12.9 同

N108024 マルバノホロシ 06.11.12 同

N107091マルバノホロシ 06.10.9みやまきりしまロードえびの市 

N108029マルバノホロシ 06.11.12みやまきりしまロードえびの市 

N108025マルバノホロシ 06.11.12みやまきりしまロードえびの市

N107093マルバノホロシ 06.10.18みやまきりしまロードえびの市

トップページに戻る
身近な野の花 総目次に戻る