高鍋湿原の東部湿原の観察路には、ヒナノカンザシが辺り一面に生えています。
 したがって、観察路を歩く時は、細心の注意を払う必要があります。

 草丈は6〜30cmといいますが、高鍋湿原のヒナノカンザシは、数cmに満たない草丈です。

 赤っぽい紫色の小花をつけていないと、うっかり踏みつぶしてしまいそうな、大変小さな可愛らしい草です。



【ヒナノカンザシ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州,四国,九州及び朝鮮半島南部,台湾,フィリピン,マレー半島,インド,オーストラリアの暖帯から熱帯に分布。原野の湿った地に生える1年草。
 高さ、6〜30cm,直立し、細枝を出す。
 葉は、長さ3〜7mm。
 花は、夏から秋,長さ2mm,がくは皮針形で花弁より短い。
 和名の雛の簪(ひなのかんざし)は、美しく可憐な紫色の小花をつける花序の形に基づく。

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P8180079-1ヒナノカンザシ08.8.18高鍋湿原

ヒナノカンザシ  ヒメハギ科 ヒナノカンザシ属   県:準絶滅危惧

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R0016640 ヒナノカンザシ 14.09.18 高鍋湿原

P8180089-1ヒナノカンザシ08.8.18高鍋湿原

P8180075-1ヒナノカンザシ08.8.18高鍋湿原