コウボウムギ カヤツリグサ科 スゲ属 別名 フデクサ
青島海岸の砂浜に群生しているコウボウムギです。
花期は、晩春から夏とされていますが、2010年の4月早々、下見のつもりで、海岸に出掛けたところ、早くも一斉に花穂をつけ、群生しているコウボウムギを観察する機会に恵まれました。
びっしりと茶色の小穂を付けた雄株に混じって、黄色の小穂を付けた緑色の雌株も散見されます。
【コウボウムギ(原色牧野植物大図鑑から)】
北海道から九州,及び台湾,中国黄海沿岸の温帯から暖帯に分布。
海岸砂浜に生える多年草。
全体粗剛。
根茎は、長く砂中に横たわり、木質。
茎は、3稜形で平滑。
葉は湾曲し、強じんで、広線形,長さ20〜30cm,幅5〜8mm。
雌雄異株。
花は、晩春から夏に咲き,前年の株のわきに茎が出て,先端に1個の大形花穂がつく。
和名の弘法麦は、実が麦に似ているところからいう。
漢名シソウ。
DSCN1105-1コウボウムギ雌株 10.04.06宮崎市青島海岸
R0010233-1コウボウムギ雌花 10.04.06宮崎市青島海岸
DSCN1109-1コウボウムギ雄株 10.04.06宮崎市青島海岸
DSCN1095-1コウボウムギ 10.04.06宮崎市青島海岸
DSCN1097-1コウボウムギ 10.04.06宮崎市青島海岸
DSCN1089-1コウボウムギ 10.04.06宮崎市青島海岸
R0010235-1コウボウムギ雄花 10.04.06宮崎市青島海岸