水田の中でホシクサを観察している最中、すぐ脇に小さな薄紫色の唇形の花をつけた草を見つけました。

 県総合博物館に照会したところ、葉に鋸歯があれば、アメリカアゼナ、鋸歯がなければアゼナとのことでした。

 写真で見る限り、鋸歯がなく、アゼナのようです。



【アゼナ(原色牧野植物大図鑑から)】
 アジア,ヨーロッパの温帯から熱帯に広く分布し,日本では各地の田のあぜや湿った道端に多い1年草。
 茎は四角く,下部で分枝し、高さ10〜15cm。
 葉は、長さ1.5〜3cmで表面にやや光沢があり、全縁。
 花は夏から秋,花冠は長さ6mm位。
 4本の雄しべは花冠の喉部につく。
 秋に、閉鎖花をつけることがある。
 和名は、あぜに生えることが多いため。

アゼナ ゴマノハグサ科 ウリクサ属

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R0010869 アゼナ 10.08.06 宮崎市巨田大池付近 

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R0010870 アゼナ 10.08.06 宮崎市巨田大池付近 

R0010868 アゼナ 10.08.06 宮崎市巨田大池付近 

R0010864 アゼナ 10.08.06 宮崎市巨田大池付近