『幻のヒゴタイ育成 月内見ごろ (2011.08.10付け宮崎日日新聞)』 の記事を見て、早速、現地に出掛けました。

 住友ゴム工業都城工場で苗を育成し、かつての自生地に戻す運動を担当しておられる方に案内していただき、幻の花といわれるヒゴタイの花を観察しました。

 敷地内の育成地では、数百株のヒゴタイが球形の瑠璃色の花を一斉に咲き揃え、美しく見事な景観でした。

 球形の花序は、小さい花の集まりだそうです。

 葉は、一見アザミに似ていますが、アザミほどトゲトゲしい感じはせず、葉の裏面には白い綿毛が密生していました。



【ヒゴタイ(原色牧野植物大図鑑から)】
 愛知県,岡山県,四国,九州及び朝鮮半島に隔離分布する。
 大陸と地続きであった昔に分布したものの1例であろう。
 日当たりのよい山野にまれに生える多年草。
 高さ、1m内外。
 茎と葉裏に、白い綿毛が密生する。
 花は秋。
 属の学名は、ハリネズミのような姿をしたものという意味で,径5cm位になる球形の花序にちなむ

ヒゴタイ  キク科 ヒゴタイ属  国:絶滅危惧U類  県:野生絶滅

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DSCN9115 ヒゴタイの葉裏 11.08.12都城市

DSCN9113 ヒゴタイの葉 11.08.12都城市

R0012767 ヒゴタイ 11.08.12都城市

R0012765 ヒゴタイ 11.08.12都城市

DSCN9105 ヒゴタイ 11.08.12都城市

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R0012773 ヒゴタイの蕾 11.08.12都城市

R0012774 ヒゴタイ 11.08.12都城市

DSCN9107 ヒゴタイ 11.08.12都城市

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R0012772 ヒゴタイ 11.08.12都城市

DSCN9127 ヒゴタイ 11.08.12都城市

DSCN9110 ヒゴタイ 11.08.12都城市

DSCN9108 ヒゴタイ 11.08.12都城市