スズメノコビエ  イネ科 スズメノヒエ属

 一つ葉海岸へ通じる小径で、スズメノヒエに似た風情の花穂を風になびかせて、群生している草を見かけました。
 近づいてよく見ると、すでに花期は終わり、小穂は稔って黒熟していました。

 名前が分からないので、県総合博物館に照会したところ、スズメノコビエと分かりました。

 取りあえず、【8月の野の花】のページに掲載しますが、花は、来季に観察します。


【スズメノコビエ:(原色牧野植物大図鑑から)】 
 本州東海道から琉球列島,及び熱帯アジア,アラビア,オーストラリアの暖帯から熱帯に分布。
 暖地で日当たりのよい草原に多い多年草。
 基部で、多く分枝して束生,高さ50〜80cm,ときどき非常に大きな株になる。
 葉は、長さ20〜30cm,鞘口にのみ毛がある。
 花は夏。側枝は扁平で下面に小穂を偏側的に2列に密生。
 和名は、スズメノヒエより小形の意で,全体に毛が少なく,小穂も長さ2〜2.5mmと小さい。

DSCN0604bスズメノコビエ 12.08.04一つ葉海岸付近

DSCN0606bスズメノコビエ 12.08.04一つ葉海岸付近

R0013953スズメノコビエ 12.08.09一つ葉海岸付近

身近な野の花 目次に戻る

トップページに戻る

R0013948スズメノコビエ小穂 12.08.04一つ葉海岸付近

R0013952スズメノコビエ 12.08.09一つ葉海岸付近

DSCN0607bスズメノコビエ 12.08.04一つ葉海岸付近

身近な野の花 8月目次に戻る